弊社の松本がオーストリアのグラーツへ出張して参りました。(2022年5月)
どのような旅だったのでしょうか。インタビュー形式でお届けします。
(前回まで……松本は “TUNNEL SAFETY AND VENTILATION” に参加しました。)
――どういったイベントですか?
トンネルの安全や換気に関する会議と展示会です。参加者は主に欧州、特にドイツ語圏の方です。会場にはワインが飲めるブースもあり、楽しみながら議論をしようという雰囲気でした。
――どのようなことを発表しましたか?
今年NETIS登録された「熱画像検知式自動通報設備」について発表しました。本設備は可視光と赤外光のデュアルカメラを使用します。発表では、関連する火災検知実験の報告と、本設備を用いた火災検知・監視システムを提案しました。
――イベント全体の印象はどうでしたか?
全体としてトンネルの安全性に関する発表が多く、特に圧縮水素や圧縮天然ガスについて活発に議論が行われました。またシミュレーション(CFD等)の実データを用いた検証に関する発表も多く、より現実に即した手法が求められていると感じました。
つづく