
2025年4月に弊社坂口が、アイスランドで開催されたISTSS2025国際会議に参加しました。会議はアイスランドの首都レイキャビクのホテルで開催され、欧米を中心に約150名の参加がありました。
同じ週の前半に別の会議FIVE(Fire in Vehicles Conference)が開催されており、閉会と同時にISTSS(International Symposium on Tunnel Safety and Security)が開催される、という効率の良いアレンジでした。いずれもResearch Institute of Sweden(RISEライズと発音)が主催です。

ISTSSはトンネル火災と防災システムにフォーカスした会議です。
日本からの論文発表は1件のみでした。
フロアから4件の質問があり関心の高い素晴らしい発表だったと思います。

ISTSSの会議の前にStockholmに立ち寄りました。本年末に一部が開通するE4トンネルを見学、またノーベル賞博物館を見学し、山中先生受賞時のサイン入り椅子の実物を見てきました。


アイスランドは近年溶岩流出があり、多数の人が避難を余儀なくされています。会議のTechnical Visitの一環として溶岩流の影響を受けた地域への見学もありました。必ず復旧・復興を実現するという強い決意を住民の皆さんから感じました。
