2022年12月、ホーチミン市の「サイゴン川トンネル」にて、バイクの交通量計測実験を行いました。以下、Q&A形式でご紹介します。
(経緯については2022/11/04の記事をご覧ください。)
Q:計測機器はどうしたの?
A:日本からハンド・キャリーで持ち込みました。過去にこういった機器が持ち込めないトラブルがあることを聞いていたので、事前に通関書類、非該当証明書、当局の実験承諾証書などを用意しました。(無事に持ち込むことができましたが、書類集めがすごく大変でした!)
Q:計測はうまくいった?
A:何度か瞬停の影響を受けましたが、当初の目的は達成しました。工事についても、現地施工会社の方々がスムーズに行ってくれたため、問題ありませんでした。
Q:今後の展開は?
A:取得したデータをもとに、バイクの検知・計測アルゴリズムを構築し、サイゴン川トンネルの交通状況を明らかにします。その後、省エネおよびトンネル内環境改善を両立した、最適な換気制御システムを提案します。
本件の開発・研究成果は、ベトナム橋梁道路協会主催で行われる科学技術セミナーにて発表する計画です。(2023年5月予定)